先週は19日から雑用で呼び出しがあり24日・25日は三重県津市郊外にある パイロゲンを販売している「AKATUKA」(赤塚植物園)の研修に 誘われ参加しました。 旧正月元旦26日は家の雑用に追われ27日は伊吹さんに誘われ岡山市の イチゴ農家を訪問。10日ぶりに28日にハウスに出ました。 ハウス内では水不足になっており大変でした。 「AKATUKA」では社長さんが経験談を面白おかしく話されました。 戦後間もない頃青春時代アメリカ研修に行き帰国後園芸のない三重県で サツキの栽培を始め成功し日本では未だ普及していない蘭の栽培も成功し コロンビアでカーネーション栽培を始め土の病気で全滅しかけた時 その頃出会った水(パイロゲン)で克服され FFC農法を育てられたことなど・・・ いずれも前人未到の世界を切り開き私なら生死をかけた事なのですが 農民の感覚を通り超えたゆとりあるチャレンジ精神を興味深く聞きました。 http://www.akatsuka.gr.jp/message/index.html 農家も経験談を話され水野茂さんのゆり栽培は土作りに大変興味のある話でした。 始めはその地域の特産であるレンコンを栽培しておられたそうです。自然農法を貫く 農家の宿命である「農協からの排斥」を受けて青果市場でも隅にしか置かしてもらえず 仲買人が土足で水野さんのレンコンを踏んで農協が出荷している所へ走って行ったそうです。 「何故踏むんだ。」と言うと「悔しかったら日本一になれ。」と言われたそうです。 将来性を見越してゆり栽培をはじめられたそうですが今一歩葉焼けなどユリに障害が 出て土作りに行きずまっていた時パイロゲンを使ったFFC農法に出会い障害を 克服され日本では2人しかいないMPSの認証を受けておられます。 http://www.mps-jfma.net/ MPSとは水野さんの場合花き生産部門で無農薬・有機栽培と使用する二酸化炭素量 (例えば暖房の重油など)も審査される国際的な認証制度でオランダに本部があります。 会場には水野さんのユリの花も飾られていて苦しみの中から勝利をつかんだ生きる 醍醐味のようなものが感じられ「完成」の境地を楽しませてもらいました。 AKATUKAの植物園も見学しましたが楽しみにしていた蘭栽培 AKATUKAの植物園も見学しましたが楽しみにしていた蘭栽培は石油ショックの時に 止めたそうで今は紅かなめもちと西洋シャクナゲを中心に栽培しておられいずれも プロの技らしく立派な作柄です。 直売所にはFFC農法で委託農家が栽培された豪華絢爛な蘭が展示販売され 見応えがありました。 私は、宇宙エネルギー(を使う)有氣農法を中心に野菜を栽培していますが
by WAC06068
| 2009-01-30 20:48
| 農業研修
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